--------(--)

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2008-09-23(Tue)

レアアース08-1H 0769.HK

08-1H_20080923145625.jpg

まず、ざっと見ると、
・売上はレアアースは前期比でマイナス、リファクトリーはそこそこ伸びた

・粗利益率は、今迄で最高の数字が出たので、売上と比較して粗利益の伸びは大分大きい

・売上に占める販売管理費の割合は少し増加した。

・other incomeがかなり大きく、営業利益の2割もあるが、内容は不明。
今までの状況を見る限りでは、2hもこの水準を維持するのは期待しないほうが良い

・今期のother incomeがゼロだとすると、epsは0.122hkdで前期比で小幅のマイナス
前年比で、41%の伸びだった。

・前期は大きく業績が伸びた気だったので、今年も2Hに業績が大きく伸ばせる何かが
欲しい



segment.jpg

Business Review

・Rare Earth Business
今期、マーケットの酸化レアアースのマーケット需要は莫大では無かったが
川下商品は、比較的顕著だった。
レアアースビジネスの売上は、2%の成長、人民元の切り上げが無ければ、
実際の売上は、前年比6%のマイナスだった。
今期、約3000トンのレアアースと川下商品を販売、昨年度の約20%増だった

粗利益率は27%に上昇。

レアアースの酸化物に関しては、昨年の急騰以降、殆どの商品に関して価格は安定
しているが、イットリウムとユロピウムの混合物、ランタニウム酸化物はそれぞれ35、
75%昨年よりも上昇した。
だが、プラセオジム酸化物、ネオジム酸化物、テルビウム酸化物、デスプロシウム
酸化物といった、磁石の材料に使われる素材は、マーケットの活気が低下し、需要が
落ち込んだ事で、販売量は昨年と比較して、22%から65%低下した。
セリウム酸化物だけは、比較的安い価格で販売でき、販売量が約1000トン増え、
同セグメントで最も高くなった。
結果として、販売量は20%増えたが、売上は20%下落した。

同社は、主要製品について、マーケットの沈静化に伴って、価格を下げての
販売プロモーションには出なかった。その代わり、レアアース酸化物のコスト
の維持と、コントロールを模索し、幾つかの商品で価格が上昇した物の平均
粗利益率は23%にまで成長した。

今期、川下商品の需要はシャープに需要が増加した、それに従い、川下商品の
売上割合が増加、レアアースビジネスの全売上に35%の貢献をした。
蛍光素材の需要は、販売量ベースで38%増加し、最も安定した成長を見せた
販売価格は、年成長45%増で、粗利益は35%程度を維持した。

→原料も値上がりしたって事ですよね

Refractory Materials Business
リファクトリー素材ビジネスは、製品価格の安定した上昇に伴い、安定して伸びた
通常のリファクトリー素材、高温セラミック、溶性マグネシウムの全てで、素晴らしい
パフォーマンスを達成した。
今期62,000トンを販売、前年と比較すると、通常リファクトリー素材と、高温セラミックが
33%の伸びの代表を努めた。
溶成マグネシウムはの販売量は21,300トンに達し、前年同期から45%以上増えた。

→うーん販売トン数を見ると、前期よりも両方とも減少してますね

製品別では、鋳物素材が、全ての通常リファクトリー、高温セラミックの中で、最も
高い売上成長を記録した。
ハイテクで、粗利益率も高い、ハイエンド鋳物素材は、市場で徐々に人気を得ている
その販売量も上昇し、10,000トン近くに達した、これは前年同期と比較して80%位の
増加。
Sialonシリーズと言う高温セラミックも、前年比で販売量が倍以上になると言う
素晴らしいパフォーマンスを見せた。
製品価格に関しては、複数の鋳型製品で10-20%の上昇、溶成マグネシウムや
ジルコンレンガなど他の商品は10%以下で比較的安定していた。
アルミナグラファイトレンガは、主に輸出向けの商品で、15%の値上げ。
Sialonシリーズもまた、10-20%の値上げ。

全体では、通常リファクトリーと高温セラミックの両方が、販売量でも価格
でも良い伸びを達成し、プロダクトミックスを変えたことで粗利益率は37→47%
に上昇した。
溶成マグネシウムについては、生産用の電気炉をアップグレード、生産能力が 向上した。
販売ボリュームと売上は前年比でそれぞれ、45%、80%伸びた、 粗利益率は約5割を
維持した


→マグネシウムの需要が強い事は、これからの増産計画もあるわけですので
プラス材料でしょう。勿論、需要がこのまま維持されるのならばと言う条件付ですが

・Prospects

マーケットごとでは、高温セラミックと、溶成マグネシウムは主に国内市場で販売

年後半は、レアアース製品の価格を変更することで、異なる発展や、マーケット
全体の雰囲気が生まれる現象が続く。

しかしながら同社は、取分け蛍光パウダーなどの、川下製品への需要は
強さを維持すると考えている


さらに、同社は、川下製品の生産や、技術について、競争力やシェア向上
のため積極的に主要顧客と潜在的な協力の機会を探っている。
このプロジェクトに関して合意はすぐ煮えられると良そう、両者の利益に結びつく

また、垂直的統合を加速させるために、近隣の天然資源や異なる鉱山への出資
機会を、探っている。確実な資源の供給の確保と、規模の経済とコスト効率の最大化
のため、サプライヤーとも緊密に連携している。

→これら二つの話は前期から言っていること


現在同社は、主に中国南部に投資ターゲットを置き、それらのターゲットがポジティブな
結果をもたらすかどうか研究して、関連する計画を進めるよう決めている。

リファクトリー素材セグメントでは、中国のマクロ経済環境が2Hに厳しくなり、
鉄鋼やガラス産業に打撃を与えると予想している。
現在、同社は200ミリオンHKDを超える高純度マグネシウム粒子ビジネスを開発
中で、フェーズワンの建設は終了し、生産はオリンピック終了後に開始された。
生産能力は年間5万トンに達し、生産ラインはこのセグメントへの原材料の安定した
供給に、コストコントロールの実現と、収益源の増加に繫がる。

→あれ?前期には既に完工していて、今期から生産のはずが、オリンピック終了後
だと、2Hの途中で、大分ずれ込んでますよね。

-----------------------------------------------------------

レアアースは販売量が増えても値下がりでほぼ帳消しになってますね。
これで、レアアース自体の価格が上がって、尚且つ利益率を維持できるようなら
大幅な業績改善が起こる可能性もあるわけですが、現状を見る限りそんなに
甘くない、ならば、薄利多売で頑張るしかない状況に見えます。 
勿論セリウムのような価格の安定している商品もあることはあるので、これを如何に
伸ばすか、そして、この間にどれだけ他の商品を浸透させ、次回の値上がりに向けて
交渉力を付けられるかが焦点といったところでしょうか。

リファクトリーはまだ売上も利益率も伸びていますが、こちらも2Hの需要がどうなるか
やっとマグネシウムの生産を開始したようですので、この効果に期待したいところです
利益率の高い商品がドンドン売れたり、販売量が倍になるような商品もあるので
環境がよければまだまだ伸びるセグメントなのでしょう。

スポンサーサイト
2008-05-07(Wed)

チャイナレアアース

07年下半期


まずは数字をざっと見ると

・レアアースの売上の伸びは減速感が強い
・リファクトリーは逆に伸びが一気に加速
・粗利益率も伸びがが加速
・販管費/売上は昨年と比べやや高いが、前期比では下がった
・ocfは売掛、在庫の増加により、微増に留まるが、回転期間は どちらとも
減っているので問題は無さそう
・資本的支出はかなり増加したが、その他の要因も重なりフリー キャッシュフローは
久しぶりにプラスになった

・配当を無視すると下半期のepsは0.1239hkd 現在の株価1.9を基準にすると
1.9/0.1239*2=7.66倍
-------------------------------------------------------------------------------------

◇レア・アース
下半期の利益率は25%程度
ただし、05年の上半期を底として上昇、今期は5%弱アップ
07年の設備投資額は61ミリオンhkd(06年から約4割減)

昨年一年の販売量は4,800トン プラセオジウム、ネオジウム、テルビウムタービァム、
ジスプロシウム等 主に磁石の原料となる鉱物の価格は引き続き上昇
物によっては6割ほど上昇 あんまり詳しくは無いですが、ネオジウム磁石が
最強の磁力を持つ 物だったと思います。

蛍光材料として使うイットリウムやユロピウムの価格は15%ほど上昇

ガラス業界で使用されるランタンの酸化物も昨年より3割高かった

中国はオリンピックを前に省エネ照明の使用を進める。
欧米、豪、日、韓等でも一般の物から省エネへ徐々に切り替わる

☆この需要に対応するため30ミリオンhkdかけて新工場に投資
今期は量で5割、価格で55%販売、蛍光材料がレアアースの売上
に占める割合は23%で、蛍光の粗利は約35%にまで上昇

レアアース全体の利益率が上がった原因の一つはこれですね

生産コストは、政府や地方の規制強化の影響もあり上昇気味
コストコントロールの強化や顧客への価格転嫁の浸透、仕事の
流れを向上することで対応。 引き続き、価格と利益率の推移には
注意が必要ですね。

販売先は中国77%、欧10%、日8% レアアースのみと言うのは分りませんが、
全体では海外売上の 比率は減少傾向にあります ----------------------------------------------------------------------------------

◇リファクトリーは利益率34% こちらは29-34%の
間で上下を繰り返しています
07年の資本的支出は203ミリオンhkd(06年の倍以上)

価格の推移は昨年比10%程度でほぼ変わらず 増収はプロダクトミックスと、
販売量で達成されたもの 通常の耐火材料は68,500トン、高温セラミックが
35,000トン 溶解マグネシウムが39,500トン 前年と比較して全種類で大体三割増加

鋳込(いこみ)材料は比較的簡単に
生産できるが、ハイテク商品なので 利益率が高い。
→これは、セラミックや陶器、金属等の形成に用いる材料
販売額は100ミリオンhkdに達した リファクトリーセクターの売上が671ミリオン
なので大体15%ですね。

原材料価格
茶・灰色溶解コランダムは10-30%の値上げ コランダムは
酸化アルミニウム(Al2O3)の結晶で耐火物原料
緑の結晶はサファイア、赤ならルビーです。

ジルコン粒子は逆に10-30%値が下がった ジルコンはジルコニウムの原料。
具体的に何に使ってるかは 書いてないですが、セラミックの材料や
耐火物原料だと思います。

☆高品質の耐火材料と高温セラミックの需要に応えるため、
60ミリオンhkdを投資して、新たな生産設備の導入と、旧設備を刷新、
将来の成長への強固な基盤を構築 海外マーケット向けはタックスリベート
の廃止でやや鈍化 凡そ9割が国内市場向け ---------------------------------------------------------------------------------------------

見通し
◇レアアース 中国政府の鉱業及びレアアースへの規制強化に伴い、
輸出関税が 15-25%上昇(08/1/1~)このような政策の流れから見て、
国内のレアアース の価格は数年間上がり続けると推測 一方で、レアアースを
用いる製品はの生産者は中国へ向かっており、 需要も上昇していくと見る。

引き続き、付加価値の高い川下レアアースの製品の生産に注力、
今後 数年間でレアアース製品売上の内5割にまで比率を高めたい。

省エネ照明の9割は中国産 政府は、省エネ照明普及のための補助金を設定
現在の省エネ照明普及率は20%未満なので補助金により、爆発的に 買い替えが
進むと予想、生産能力工場を含め積極的に需要を取り込みたい

◇リファクトリー 高純度のマグネシウム粒子ビジネスを展開するため
200ミリオンhkd超 の投資をおこなった。 この生産設備は08年上半期から
始動予定。
年間生産能力は50,000トン 安定的な原材料の調達・コスト効率のアップ、
新たな収益源と言う三つの 効果を狙っていきます。
第一フェーズは既に完工、残りの建設へと移っています 全ての施設が
完成すれば、生産能力は150,000トン

これが、今回レアアースを取り上げようと思ったポイントの一つです

◇その他 主要顧客との、協力関係強化の機会の模索、戦略的な提携の
締結を 通じ、競争力の強化、多角化、営業範囲の拡大を図る 垂直的統合を
目指し、鉱山への投資機会を探る これにより、原材料の安定供給と、規模の
経済の最大化、コストの効率化 に繋げていきたい。
-------------------------------------------------------------------------------------------

まとめ

やはり、鉱山自体を保有して生産できるようになると言う目標は
是非 達成して欲しいところですね。 ただ、省エネ照明が有望だと言う割には、
投資は比較的小規模に留まって 居るように感じます。

全体としては、リファクトリー部門がメイン、高純度マグネシウム生産は
かなり 面白いところ、勿論金属の価格自体が下がれば、トン当たりの売上は
下がる でしょうが、仕入れ価格も低下するので比較的影響は小さいのでは
ないかと 思います。
逆に、金属価格が落ちたところで安く鉱山を買収出来ないか期待したいところ

営業利益ベースでも粗利ベースでも05年の下半期から対前期比で概ね
二桁の成長をしてきた割には、評価が低い気がします。
基本的にはリファクトリーの商品はマイナーだし、将来性や市場動向が
分りにくい点から、注目を集めにくく、急上昇するような相場は望みにくい
でしょう。
ただ、今までの経緯から、会社側の経営能力や方針を評価できると考えれば
買ってみてもいいと思います。

いずれにせよ、ここからガンガンに売り込まれるリスクはかなり小さく、
新施設の能力をどの程度に見積もるかが焦点です。
リファクトリーセグメントの資産は約1,000ミリオンhkdで新施設への投資額が
200ミリオンhkdであることや、生産トン数からみても力の入れようが伺えますね。


うーん昨日よりは随分ましな記事に仕上がったかな?
でも赤字と、背景変色どっちが読みやすいんだろ?
プロフィール

redskyinevening

Author:redskyinevening
FC2ブログへようこそ!

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
Twitter on FC2
金融関連をブツブツまとめます
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。