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2008-09-25(Thu)

中国糧油 0606.HK

08-1H_20080925180603.jpg


中国糧油
利益率の伸びが大きかったので、構造が変わったとか、何か明るい兆候があるのではないか
と思いちょっと見て見ました



セグメント オイルプロセッシング


Oilseed processing business

全売上に占める構成比は、安定して推移、同期比成長率も6割程度で安定も
少しずつ大きくなっています、しかし、利益率が急上昇したことで、このセグメント
の利益は前年同期の4倍以上に膨れ上がっています。
利益率は、1Hに高く、2Hに低くなっていますが、これだけしかデータがないので、
ずっとそうなのかは不明ですね。


cpi 小売2 
 これは、cpiと小売売上高のグラフです。
データの入力しやすさを優先せしたため、左の方へ行くほど最近のデータ赤と
黒の線は近似曲線です。12月と1月で数値がゼロになっているのは、データ無し。
どちらも1-6月はかなり高い伸び率になっています。
最近は食料の価格が段々と落ち着き始めていますが、食用油は去年の中ごろから
急速に伸びているので、今年の中ごろから伸び率が減っても、実質的にはあまり
価格は変わっていないのかもしれません。
また、小売売上高をCPIが上回る状況が続いているので、消費量自体は減っているの
でしょう。
まあ、それだけ外食が増えているのかもしれませんが。
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中国糧油は年間の圧搾と精製能力において、最大の食用油と、植物性油カスの
生産者である。圧搾と精製能力は、それぞれ、4.9ミリオン、1.2ミリオントン。
アメリカから大豆を、東南アジアから粗製パームオイル、国内の農場や穀物業者
から菜種の過半と、ピーナッツを仕入れ、食用油や植物性油粕として、 主に
四海;と;喜盈盈と言うブランドの下で、販売と卸を行っている。

このビジネスは、1H強い需要と大きな利幅により、引き続き成長の鍵となった、
原料価格の高騰があったが、何とか製品価格を上昇させ、川下の顧客にコスト
プレッシャーを転化できた。
沢山の原料を海外から購入する事で、コモディティー価格のボラティリティリスクを
管理するヘッジ戦略を採っており、これによりマーケットの状況に関わらず、利益率を
固定する事ができる。
今期は、07年に生じた未実現ヘッジロスが381ミリオンHKDで、予約済みの追加的な
実現ヘッジゲイン383ミリオンHKDが生じた事で、逆転した。
しかしながら、トータルの実現ヘッジゲインは764ミリオンで、未実現ヘッジロス1,043
ミリオンで相殺された。
この純損失により、279ミリオンにより、粗利益の伸びは低下。

→今期の粗利益は2,494ミリオン、279ミリオンだと、粗利益の11%ほどに相当するので
結構デカイですね。企業としては多少損失が出ることはあっても、安定性を重視する
べきなのでしょう。

将来的には、中国消費者の可処分所得が増加するに従い、食用油の需要も増える
実際、生活水準や個人所得が上昇するに従い、消費者は、より栄養価が高く、美味しい
食事を食べるようになり、それはプロテインを沢山含んでいる
プロテイン需要が高まれば、畜産向けの餌の需要や、肉を料理するための食用油
の需要が増える。

更には、中国人が外食を増やし、ファーストフードを楽しむようなライフスタイルの変化
により、より多くの食用油を使い、このマーケットトレンドが将来の成長に大きく貢献する

フル稼働に近づいてきているので、2010年までに、新規プロジェクトと、既存キャパシティの
拡張を通して、5割以上の能力増強を計画している。


Biofuel and biochemical business
segment Biofuel and biochemical

バイオフルーは売上高は伸び盛りですが、利益率がドンドンと低下しています
今のところは、利益率の低下よりも、売上の伸びが大きくなっているため、前年同期比で利益
は高くなっています

設備投資は食用油セグメントと比較してかなり高いですが、この先にバイオ燃料が拡大
する理由や、利益率向上の見通しなどはあるのでしょうか?

Biofuel
燃料用エタノールの生産は、07年12月末にタピオカベースの生産ラインが完工した事で
江西省の年間18トンから38トンに増加。
最初で唯一の穀物以外を原料とした生産ラインでのオペレーションを3月に開始した
この新工場で、コーンからタピオカまでの多様な原材料を利用する事が可能で、穀物以外の
燃料エタノールのリーディングカンパニーとしての地位を更に高めた。

政府は全国で2010年までに、2ミリオントンの新しい燃料エタノールの生産キャパシティの
増加を目標としており、この全ての追加キャパシティは穀物ではない原料を使うように命じ
ている。
既存の燃料エタノール工場はこの命令の影響は受けない。

07年末から財務省が柔軟な補助金メカニズムを採用した事で、安定した利益を達成する
事ができるようになった
政府が江西省の生産ラインに支払う補助金は、今の所まだ計上することを許可されていない
ので、上半期はゼロ。
2Hには、江西省の生産ラインへの通年の補助金を受け取る事ができると思う。

→江西省の工場は、20トンと現在の生産能力の半分以上を占めています,年後半に補助金が
一体どれくらい出るのか気になるところですね。


燃料エタノールの価格は、No.90ガソリン卸売価格の91.11%にペグされていて、そのガソリン
価格が08年6月からトン当たり1,000RMBに値上げされたのに伴い、燃料エタノールも値上げ
出来る。


→燃料エタノールは値上げに、補助金もあり、年後半にかなり良い方向へ向かいそうですね。
こういった先高感や、補助金を見越して、どんどん設備を増強させているのでしょう。

Biochemical
Yushuと吉林省の公主岭に年間処理能力1.2ミリオントンのコーン処理工場がある。
主製品はコーンスターチと甘味料、飼料、未加工のコーンオイル。
過去数ヶ月でバイオケミカルビジネスの強固な基盤を築き、将来の成長への準備が
出来た。

→・・・これだけですか、このビジネス自体、最近立ち上げたばっかりなのかな?

Brewing material business
segment Brewing materials

これは、醸造の原料となるモルトなどを作っています。
アルコールが絡んでくるのはかなり面白いビジネスだと思います。
売上はどんどん増えていますが、他のセグメントも増えているので、構成比自体はまだ
5%にも満たないですね。
利益率はダントツにいいし、設備投資も燃料エタノールとほぼ同じくらいの規模を行って
います。これも将来期待できそうなセグメント。

ただ、今は乳製品のメラニン混入事件の余波で、ビールに亜硝酸ナトリウムが入っている
のではないかという疑惑が生まれ、微妙な状況でもあります。
まあ、下がれば買いの機会でも有るのですが
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中国で醸造原料の主要サプライヤーで、主に、モルトの生産と販売を行う
国内外のビール業者が顧客、青島、燕京、バドワイザー、San Miguel、スノー、キリン
ブルーリボン、アサヒ等。
国内販売だけでなく、東南アジアやロシアにも一部を輸出している。

中国では、年間30ミリオントン以上のビールが消費され、世界一の巨大市場、高品質の
醸造原料は1H国内外の醸造メーカーからの需要が劇的に増え、売上は521から907
ミリオンに74%増え、全体の販売量は211,000トンに20%増加した。
輸出量は、115,000トンで156%伸びた。

→輸出が増えて、値段が上がった、一方で国内販売は減少した。と言う事でしょうね

江蘇省の江阴の新工場が07年半ばにオペレーションを開始し、年間処理能力は
12万tから48万tに増加した。
フェーズワン操業開始の直後に、今年中に更に年間生産量を20万トン増やすべく、
フェーズ2の建設を開始している。

フェーズ3が完成すると、年間生産能力は52万トンとなり、一つのモルト処理工場としては
世界最大となる。

→しかし、年間52万トンだと半年で26万トン、今年の上半期が既に21万トン強なので、
処理能力の増加率は23%位ですね。
12万tから48万tになるような劇的な変化では無いですね。値上げや今後の需要がどうなのか

Rice trading and processing business
segment Rice trading and processing
売上の構成比は安定して推移。
売上の成長率は他のセグメントと比べるとかなり低め、利益率は中くらい、売上の伸びには
季節性があり、設備投資はかなり少ないですね。
食料が足りなくなると言われてる下での、主食である米の輸出は、かなりの逆風の中を進む
ことになりそうですが
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中国で最大の米輸出業者で、主にパーボイルド白米(精米する前に米を水に浸けその後
スティーム加工して、もみ殻付きのまま乾燥加工した米)の貿易と処理を行う
輸出先は、主要な伝統的マーケットである香港、日本、韓国、中米、南太平洋の島々、アフリカ
東南アジア、他にも、中東やアフリカ、東欧、中央アジア、アメリカにも売っている
→アフリカが二回出てきてますが、書いてあるとおりで

パーボイルド米の処理工場は、処理能力という展で、アジア最大の工場の一つ、ヘルシーで
自然な食品としてアメリカ、ヨーロッパ、中東などで広く受け入れられ、中国南部の水田で生産

07年末の米輸出対するリベートの打ち切りや、08年初めに導入された穀物輸出税の導入にも
関わらず、このセグメントの売上は伸びた、これは主に、値上げの効果が税金の追加分と相殺
したため。

1Hは米を輸出する主要な国の数が減った事で、全体の輸出量が減少し、コメの価格が過去
数ヶ月急激に上昇、売上も大きく伸びた。

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海外への輸出以外に、国内マーケットも開発中、南京、上海、新疆に販売オフィスを置き、
長江デルタと新疆自治州をターゲットとしている。
今期は、自社のブランド米を直接スーパーにの販売、大連の処理能力3万トンの工場を買収
更に、処理能力を10万トン拡大する予定である。

→うーん国内ビジネスはまだまだ始めたばかりと言う感じですね。
値上がりによって、良い利益が出る商売になってきたのかもしれませんね
全部輸出よりは良いですが、国内市場の成長が目に見えるのはまだ少し先かな


Wheat processing business
segment Wheat processing

米以外に麦も、何だか主食を押さえてますね。
構成比は今期やや下がりました、利益率はかなり低い、今期伸びて燃料エタノールと
同じくらいです。
今期は米の輸出があったりでそれなりに値段が上がってこれでは、やはり利益は上がって
ないんだなと思いますね。

ただ、07-2Hは設備投資がかなり大きかったので、何か前向きな変化の兆候があるかな?
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中国で最大の麦処理業者で、小麦粉、麺などの小麦製品に至るまで幅広い製品を処理し、
販売する事に焦点を当てている。
自社の年間処理能力は1.5ミリオントンでダノン、ナビスコ、康師傅、Hualongへの販売に加え
ハイパーマーケットやカルフール、ウォルマート、ホリランド小売への等への国をまたいだ生産
販売ネットワークを敷いている。

幾つかの自社ブランドを知名度を向上させるため、香雪に統合
また、パンやケーキをレストランや、北京のスタバ、セブンイレブンなどのへ販売を始めた
オリンピックの開会、閉会式の全てのパンを提供した。

競争力の向上と、プロダクトミックスの調整による利益の増加、ハイエンド製品への移行
と言う戦略は、今期功を奏した。

パンとケーキの売上は、今期、2.6ミリオンに達した。

→まだ全体に占める割合は、2%にも満たないですが、始まったばかりですから
加工も始めると言うのは中々面白いアイディアだと思います。

小麦粉業界は非常に細分化されていて、スモールプレーヤーが沢山いる、だが、顧客が
高品質を求める事で、統合が加速、自社のリーディングポジションを強化できると思う。


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全体としては、

油→2010年までに5割拡張、2年かけてと考えると一年では22%売上の伸び率を維持
するためには、かなり値上がりが必要。
原料をかなり輸入に依存しているところは、元が高くなればプラス。
一方で、メラニン問題で、牛乳から豆乳への切り替えが起こる。
大豆の価格にも一応注目しておこう

燃料エタノール→値上げプラス補助金で2Hはかなりいい数字が出そう
ただ、今後の拡張計画や、補助金の規模は不明。

モルト→こちらも油と同じで、生産能力だけでは成長率の維持はちょっと難しいか
値上げや、効率化による利益率改善が欲しい所。

米→1Hはアジアの幾つかの国が輸出を規制、その影響でコメの輸出価格は上昇
この恩恵をかなり受けたと思う。
以前の価格まで戻ってはいないが、今期の利益率を維持するのは難しいかな
国内販売は、既に油で行ってるので、販路は既にあると見ていいだろう。

麦→ブランドの一本化で効率化を図ったり、パンやケーキの販売に進出したりと
かなり良い印象を受ける、なぜ利益率がいきなり上がったのは、値上げと戦略の
変更らしいが、具体的には不明

ただ、1Hだけで0.47HKDの利益が出ているので、今後も同程度の利益が期待でき
今の水準なら特別不安材料が無いと判断するならかなり安い水準だと思います。
が、今後も今期のような伸びが続くとはあまり考えられないし、食品問題がここでも
発生しないとは言えないというリスクはやはりありますよね。

しかし、えらい長くなったな
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