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2008-09-22(Mon)

小肥羊 0968.HK②

08-1H.jpg
基本的には下期偏重ですね。
粗利益率は一定水準を維持していますが、粗利益の規模は下半期に大きくなるので、
粗利益に占める固定費の割合が減少し、営業利益が大きくなります。
今期は07-1Hと比較して、最大の費用項目である、スタッフコストが増加したことで
営業利益率が低下し、売上の伸びほど営業利益は伸びませんでした。

まあ、IPOを行いこれから出店を加速させたい訳なので、先行投資が膨らむのも
仕方が無いとも言えますが。



OPRATING HIGHLIGHT

顧客辺りの売上は6.5%ほど上昇しています。
この間、CPIで食品の項目は平均2割くらいは上昇しています。
PPIも一割以上は上昇している訳ですが、後述の通り、メニューの改定や利益率の
高い商品やプロダクトミックスの改善により、相対的に小肥羊での食事料金は減って
いる事になります。
粗利益率は、減少していませんので、この辺りはかなり上手くやっていると行って良いので
しょう

SEGMET.jpg

セグメント別で見ると、レストラン営業と食品の販売は07-1Hと比較して
売上は大きく伸びていますが、レストラン営業では伸びが小さく、食品販売
では、半分位にまで小さくなっています。

逆にフランチャイズは、売上は減少していますが、利益は大分伸びています

Business Review
08-1H中国経済の伸びは順調で、GDPは前年比10.4%伸び、都市労働者の
平均所得は、18.3%の伸び、都市の可処分所得は、6.3%の伸び

・Restaurant operations
第一級、第二級都市では、自社所有レストランを07年末の90から07-6月末までに
103に増やした。
メニューの価格改定や、より良いプロダクトミックスにより、顧客辺りの売上は6.5%増えた
コカコーラや中国銀行などとの全国的、及び地域的なプロモーションキャンペーンを含む
効率的なマーケティングイニシアチブの結果、顧客数の上昇が見られた。

インフレがエスカレートしているが、効果的なコストコントロール基準を設け、マージンの高い
食品をメニューに加え、供給や購買を集中させることで、より高い価格交渉力を発揮、結果
在庫コストの上昇は、売上の伸びと並行しており、予測の範囲内に留まっている。

・Sale of food products
05年に、ラムや火鍋スープベースや他の調味料を全国のコンビニ、スーパーマーケット、
ハイパーマート等に卸している。

ラムや調味料の売上増加と、卸売り業者が130から154に増えたことで、食品販売からの
売上は84%の増加。

・Franchise income
今期は新たなフランチャイズ料システムへの移行に焦点を当てた。
この新フランチャイズ料システムは、固定フランチャイズ料の前払いと、現行の年間売り上げ
に基づく、ブランド使用料からなり、利益の平準化とフランチャイズレストランの営業水準の
向上に役立つ。

今期は、30以上のフランチャイズがこのシステムの導入に合意、2010年までに全店舗での
導入を目指す。


Business Outlook
2Hは25店舗以上の自社レストランを、発展した大都市にオープンする事を目標とする
また、利益率の高いフランチャイズレストランとも買収交渉を進めている。

引き続き、既存店舗の改修と、ランチタイムの売上向上を目指し、手軽なランチメニュー
の導入を計画している。
試験計画を08-2Hから開始しランチタイムの集客上昇を目指す

更なる商品の拡大や、新メニューを開発中で、08-2Hに立ち上がる予定。
より多くの資源を、顧客忠誠度の強化と新規顧客を開拓するため、マーケティング・
広告イニシアチブに振り分ける。
 

食品販売ビジネスセグメントでも、幾つかのスペアリブラムと、スープの素の新製品を
08-2Hに導入する予定。
08年終わりまでに卸売り代理店を200以上にするよう拡大を継続。

08-2H新フランチャイズ料システムの導入を続ける事で、フランチャイズインカムを増やし
フランチャイジーに対するマネジメントや管理を強化する。


・Revenue from franchise income
フランチャイズからの売上が減少したのは、新フランチャイズのを増やすより、既存フラン
チャイズの新料金システムへの移行に焦点を当てたため。

・Staff costs
スタッフコストの増加は、自社保有のレストラン開店と、全あ体的な給与レベルの上昇のため

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営業利益の年成長率が15%ですので、これのみを基準にPEGレシオを考えると、1を超え
ちょっと割高に見えてしまいますね。
06・07の年間自社店舗増加数は、23・28店舗で、今年は前期13店舗、下期25店舗以上の
予定なので、40店舗近いですね。
店舗の増加率はやや減少傾向にありますが、仕入れでの交渉力が増し、売上に占める
固定費の割合が下がるため、利益率が向上することで、成長率を維持出来るかどうかが
焦点ですね。

上半期の成長率が低めだった事や、下期偏重であること、メラミン事件のとばっちりを
受けるのではないかという懸念があることから、それほど強い展開にはならないのでは
ないかと思います。

ただ、中国で一番人気のある外食である火鍋のトップブランドという地位はやはり
大きいでしょうね。物凄い売られたら打診買い、売られなければ2Hの数字を
見てから考える(大分気の長い話ですが)というスタンスで。
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2008-09-19(Fri)

小肥羊 0968.HK①

少し内需という事で、外食セクターを考えてみました。


中国外食産業、第3位の小肥羊です。売上シェアは6%(06年)
(因みに一位はYAM!ブランド、二位がマック、シェアはそれぞれ16.5,7.5%)
勿論、火鍋業界では最大、4位も火鍋で、外食チェーン上位100社
の内、22社が火鍋屋です。
06年時点で、火鍋は最もポピュラーな外食で、上位100社の売上に
占める割合は36%です。
上位100社のジャンル

ファーストフードを含まないフルタイムレストランでは、上位3社の売上シェアが
25%、内リトルシープのシェアは11.8%でトップです。
上位のシェアが比較的小さい事から、今後この業界で統合などの変化が起こる
と考えています。

一人辺りが中国の外食に使う費用は01-06年間で、凡そ倍に成長、
CAGRで15.2%成長です。全食費に占める、外食の割合も上昇してきて
おり、現在2割を超えています。

06年ベースで中国の年間、一人当たり外食費用は691RMB
米は9,758RMB、日本11,320RMB、ドイツ3,321RMB、香港8485RMBと
比較するとまだまだ低いですね。
一人当たり外食

レストランの売上は、2001-11までCAGR11%で成長すると言われています
この会社の売上の伸びは、05-06,06-07で、35%程度の伸びを達成して
いる訳ので、平均の3倍以上の伸び、直近で発表された上半期ベース
では、前年比48%の成長でした(尤も、季節性により下半期がかなり大きく
なるので、上半期の成長が年間の成長と対応するとは言えませんが)
レストラン売上

06年時点で、99%以上が中華料理のレストランだそうです。
だったら、逆に外国料理のレストランに拡大の余地がありそうかも・・・
と、ちょっと思ってしまいますが。

また、99%以上が(チェーン店ではなく)独立したレストランで、チェーン店が
規模の経済を発揮したり、効率の改善、迅速な市場への浸透を図る余地は
相当あります。
01-06年の間で、チェーン店がCAGR18.6%であるのに対し、独立系の
CAGRは12.4%に留まっています。
チェーン店と独立店



セグメントは
①レストラン経営・・・全売上の8割程度を占める。上半期は85%程
コカコーラや国美電器との共同プロモーションなどもあり


②食品の販売・・・全売上の2割弱を占める、上半期は1割強
ラム、スープベース、調味料、フランチャイジーへの製品販売。6割程度がラム
とその副製品。ラムは自社での生産と、第三者の生産両方がある

③フランチャイズ…全売上の2-4%を占める。ブランド使用権と、フランチャイズフィー。
フランチャイズフィーは年間の売上を元に計算、契約履行保証金も徴収、これは
契約の不履行が無ければ、フランチャイズ期間終了時に店舗に返す(売上には入らない)


◇中国の食品卸売りセクター
このセクターの売上は02-06年の間に605ビリオンRMBから1,109ビリオンRMB
に成長、年成長率は、12.9%

◇中国のマトン生産セクター
マトンの生産は、01年から安定して推移しており、生産量は01年の2.9ミリオントン
から06年の4.7ミリオントンまでCAGR9.9%で増加してきた
07年の統計に基づくと、中国最大のマトン生産者である。

同社の07年度処理量が5,158トンで、自社の年間消費量の45%くらい。
最大とは言え、全然小さいシェアですよね

◇買収
05,06,07年にそれぞれ、1、17、9のフランチャイズレストランを買収しており、
07年度は、これらの買収した店舗の業績が、同社のレストラン事業における
純利益の41%を占めた
また、08年1Qも3つのフランチャイズを買収。

第三者が所有・運営しているレストランは、事前に決められた固定料金を徴収
マトンの販売などでも売上をあげる。

07年末時点で、81の自社運営レストランと249のフランチャイズレストランを
保有。
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