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2008-07-09(Wed)

中国の貿易について(その2輸入)


今日は広瀬さんの勉強会だったんですね
うーん引っ越す前に申し込み出来ればよかったんだけど
ちょっと失敗したな~

取り敢えず原油も落ちてきて、アルコアの決算も良かった
そして、バーナンキ君の発言で金融機関も少し元気
ファニーメイもフレディーマックも戻っていった
バーナンキ発言を見ると、金融の決算が多少悪くても
金融不安で更にボロボロ+ドル安と言うシナリオが少しは
遠のいたのではないだろうか。

ま、とは言え、やっぱりまだ気が抜けませんが

輸入も少し眺めて見ます
2007中国輸入相手


基本的に輸入は半分位アジアです(04-06年までは70-66%程度
でしたが、07年は5割程度まで構成比が下落)
しかし、一方で、香港からの輸入は、輸出に比べて非常に小さい
香港は、輸出基地にはなっても輸入基地にはならないんですね。

07年にアジアの構成比が落ちたのは、一つは資源高でしょう
これは、金額ベースの構成比であり、品目別で見ると基礎金属や
油、紙・パルプ等の伸びが加速しています
逆に、機械・電機や輸送機器は伸びが減速していますのでこの部分
も原因の一つでしょう。
一方で、これらの輸出は高水準を維持しているし、輸送機器に至っては
伸び率が加速しています。つまり、中国内での自給率が高まっている
のでしょう。
更に言えば、日本・韓国・台湾等比較的大きくて技術力のある製品
を作っている国からの輸出は、それ程の減速感はありません。
そういうところから考えると、やはり、比較的付加価値の低い製品を
作っている国から中国へと製造拠点が移動しているものと思われます

品目別の構成比等についてはまた後日書く予定です


アメリカからの輸入は、元がずっと高くなって来ているのだから
もっと増えても良さそうなものですが、(ここ2年は二桁の伸びを示している
ものの)構成比は7%台をウロウロと彷徨っています。

まあ、アメリカ自体が製造業の国ではないと言えばそれまでなのですが。
元がドルペグであるならばドルがどんどん安くなる傾向はまず変わらない
訳なので、まだ他人が目を付けていなくて、尚且つ米国から中国へ輸入する
メリットのあるものを見つければ、かなり良いビジネスになりそうな物です。
この表だけからそんな事を考えるのは少し安易かもしれませんが

ユーロもやはり輸出に比べ構成比は低く、10%強といったところ
傾向としては、やはり製造業が盛んなドイツが高く、貿易国であるオランダ
は低い。

ロシアも地理的にヨーロッパよりなためか結構低い
でも、資源国なためか輸出よりも輸入の方が大きい数字になってますね。

欧米企業は(地理的なデメリットはあれど)もう少し中国への輸出をする
余地はありそうな気もしますね。
特に、ユーロが高くて厳しい欧州はともかく、ずっと相対的に弱くなってきた
(そしてこれからも弱っていくだろう)アメリカ


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2008-07-08(Tue)

中国の貿易について(その1輸出)


ファニーメイとフレディーマックが会計基準の変更により
大規模な(というか、時価総額を大幅に上回る)増資を迫られる
可能性があると、リーマンがレポートを出したそうです。

しかし、この話本当に実現したら、アメリカはかなり酷いことになる
飽くまで、今後の会計基準の変更に伴うもの、すんなり現実になる
可能性があんまり高いようには思えないんだけどな。


今日はちょっと輸出を
昨日の記事の為替と貿易の状況を合わせて考察してみましょう

まずこちらが2007年度、中国の輸出相手国
ドルベースで見た構成比を表しています。
資料は中国海関統計
2007中国輸出相手国


普通に見ると、日本が8%程、USAが19%、ユーロ圏は残念ながらまとまった
数字が手元にありませんが2006年で19%位で、データがある国だけでみると、
おそらくユーロ圏は昨年USAよりも大きな輸出先になっていたと思います。

しかしながら、このままの数字を鵜呑みにできるかと言うと、そう言う訳でも
ありません。
なぜだか分りますか?グラフを良く見るとちょっと分るかもしれません。

香港が妙に大きくなってますよね
これは、香港に製品が輸出されそのままそこで消費されるのではなく、
香港を経由して実際には、他国(アメリカが多いとされています)へと輸出さ
れているためです。
また、シンガポールも輸出拠点としての役割を果たしています。

アメリカが発表する資料は、これらの要因も考慮しているので中国側で
発表される資料と、比較すると結構ずれます。
米商務省が発表したデータを使用すると、対米輸出は26%となります

結局のところ、やはり対米依存度は高いし、米ドルに対して元が高くなった
影響は、やはりそれなりにあるでしょうし、米が減速すればやはりダメージは
大きいでしょう。


一方で、輸出の伸び率を見るとまた少し違った姿が浮かび上がります。

米国向けの輸出は05年・06年と30-24%程度の伸び率を示してきましたが、
07年度は前年比14%増と急激に低下します。(商務省のデータだと12%増)

日本を含むアジア地域では、まだ高水準の伸び率津を達成している国が多い
(特にインドはまだ額が小さいとは言え、05年の一桁の伸びの後、06・07年と
6割以上の伸びを記録。香港は25%→15%へと縮小していますが)
ユーロ圏は通貨高を反映し、高水準の伸びや、3年間で一番高い伸びを示し、
3割以上の伸びを示した国も多かったです。

全体としてみると、05・06・07年の前年比輸出の伸び率は大体28・27.26%と
言う感じで1%づつ減少してきていますが、このデータを見る限りにおいては
元高でエライ事になってると言うのはやはり少し違う気がしますね。
(更に言えば、今年5月までの輸出の伸びも、それなりに強い伸びを維持
しています
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnJS819572720080611)
もちろん、ここから米ドルが強くなれば輸出をしている会社は厳しくなるだろうし
そのときに備えて、中国以外の国から商品を輸入しておく会社を見つけておく
と言うのも、必要になってくるとは思います。

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